文系の夫

文系は作者の気持ちでも考えとくわ


文系は作者の気持ちでも考えとくわ

筒井康隆、『短篇小説講義』 (1990)

 今日は台風の雨風が強くなる前に、地元の公立図書館に行き、借りていた本を返却して、新しく本を借りてきました。そのうちの一冊が、掲題の『短篇小説講義』です。良い本だと思いますが、絶版になっているようです。30 年近く前の本だから仕方ないか…。

 私は仕事で英語を使うことがあり、また折角昔取ったなんとやらで、このまま錆れさすのは勿体無いということで、英語の「やりなおし」をひっそりと始めていることについてはたまに書いていますが、この本を借りたのも英語の学び直しの一環です。というのも、この本、日本ではなく海外文学の短篇小説について論じられていて、取り扱う 8 人の作家のうち、5 人が英語圏の作家です。しかも古典作品なので、テクストはインターネットの海に浮かんでいます。良い時代になったものです。

 例えば、この本の 2 章では、ディケンズの「ジョージ・シルヴァーマンの釈明」という作品を扱っていますが、これは以下のリンク先から様々な形式で取得することができます。

www.gutenberg.org

 私は Kindle に入れました。かなり短いテクストですし、内容も面白いということであれば、英語の多読には適しているのではないかと思います。ディケンズ、ほとんど読んだことはありませんが、教育的かどうかは別として、名文で構成されていることは確かで、英語学習者として読むことはプラスに作用するはずです。

 その他、アンブローズ・ビアスマーク・トウェイン(米)、サマセット・モーム(英)、ヘンリー・ローソン(豪)といった英語圏文学の作家による作品が論じられているので、楽しみながら多読しようと思っています。